生後2週間で大学病院へ。巨大色素性母斑と診断された娘

子育て

出産した病院で紹介状を書いてもらい、
私たちは愛知医科大学病院を受診することになりました。

でも、予約が取れたのは1か月以上先。

調べれば調べるほど、
「巨大色素性母斑は、なるべく早く治療を始めたほうがいい」
という情報ばかり。

「そんなに待っていて本当に大丈夫なの?」

不安でたまりませんでした。

生後2週間。

本来なら赤ちゃんを外へ連れ出す時期ではありません。
私自身も産後の体はまだ回復していませんでした。

それでも夫に仕事を休んでもらい、
予約を待たずに愛知医大を受診しました。

そこで、今もお世話になっている主治医の先生と出会いました。

先生から告げられたのは、

・早期にしかできない手術もあるので、予約を待たずに来て正解だったこと
・将来がんになる可能性があるため、できる限り切除したほうがいいこと
・手術をしても普通の皮膚にはならないこと
・当時はジェイスを使った手術は愛知医大では行っていないこと
・母斑はこれからも増え続けること

頭が真っ白になりました。

「普通の皮膚にはならない。」

「まだ増え続ける。」

その言葉だけが何度も頭の中をぐるぐる回っていました。

さらに、調べた情報ではジェイスを使った治療ができると書いてあったのに…。

「もう京都大学病院に行くしかない。」

そう思い始めた、その日の夕方でした。

主治医の先生から電話がかかってきたのです。

「カンファレンスで相談した結果、
ジェイスを使った手術を行おうと思います。

もし受けるお気持ちがあれば、
明日もう一度受診してください。」

その言葉を聞いた瞬間、
真っ暗だった気持ちに、一筋の光が差しました。

翌日、もう一度病院へ行き、
培養皮膚を作るための皮膚採取を行いました。

それから約1か月。

培養皮膚が完成し、
いよいよ手術のために入院することになりました。

まだ生後1か月半。

こんなに小さな体で、
本当に手術に耐えられるのだろうか。

期待よりも、不安のほうが大きかったことを今でも覚えています。

入院のお話は、また次回書きたいと思います。

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